ごみの分別　よくある質問

質問ガラス製のコップや花瓶を「資源ビン」で出せないのはなぜですか

回答

　ガラスビン（飲料の容器、化粧品の容器）は「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律（所謂「容器包装リサイクル法」）」で、ペットボトルや資源プラスチック、紙、カン等と同様に再商品化が義務付けられている容器包装物のひとつです。これらは、製造者等が大半の処理費用を支払うことでリサイクルが行われているため、無料で出すことが出来ます。

　しかし、コップや花瓶等のビン以外のガラス製品は、容器包装リサイクル法で定める「容器包装物」には当たらないため、再商品化が法律で義務付けられておらず、製造者等がリサイクルのための処理費用を負担していない通常の廃棄物なので無料の「資源ビン」で出すことはできません。それらのガラス製品は処理の費用負担が必要なため、有料の「もやせないごみ」として出していただいてます。もやせないごみとして収集されたあとは、作業員の手で種類別に分けられ、ガラスの種類ごとに各事業者に送られ、リサイクルされています。