アライグマ・ハクビシン対策について

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ページ番号 1027740  更新日  令和4年5月12日

 アライグマやハクビシンを道などで見たという情報や、庭に侵入してきたという相談が多く寄せられています。アライグマやハクビシンが起こす問題は、農作物の被害だけではなく、生活環境や生態系にも影響を与えます。見かけただけでは心配いりませんが、素手で触れることや餌付けをすることなどは絶対にしないでください。

 また、これらの野生鳥獣を捕獲するには許可が必要になり、むやみに捕獲することはできません。

 市では、専門業者へ委託し、防除事業を行っています。建物や庭木の果実の被害、ふん尿による汚損などがあり、駆除を希望される方はご相談ください。駆除希望者ご自身に行っていただくことがありますので、防除事業実施の条件等をご確認ください。

アライグマの特徴

アライグマの特徴
出典:東京都

アライグマは夜行性ですが、昼間も活動します。手先が器用で木登りが得意です。

ブドウやキウイ等の果物、トウモロコシやスイカ等の野菜、ペットフードやカエル等の水生生物を好んで食べるなど雑食です。

繁殖期は1月後半から2月頃で、4月頃に出産します。

ハクビシンの特徴

ハクビシンの特徴
出典:東京都

夜行性で夜の始めと終わりに活動します。手先が器用で雨どいや柱などを簡単に登り、電線もわたることがあります。8センチメートル四方程度の穴であれば潜り抜けることができます。

リンゴやバナナ等の果物、トウモロコシやスイカ等の野菜、ペットフード、鳥類を好んで食べるなど雑食です。

繁殖は年間を通じて行われ、明確な繁殖時期はありません。栄養状態等に応じて繁殖します。

被害と対策について

被害について

生活環境への被害(家屋への浸入、建築物の破損・汚損等)、庭木の果実等の被害、生態系への被害などがあります。

1 屋根裏で音がする。天井にシミができた。

2 家庭菜園の作物や、庭木の果実が食べられている。

3 夜、庭や屋根の上に見慣れない動物がいた。 など

 

対策について

敷地や家屋に入られないために

1 敷地内の果実は早めに収穫しましょう。落下した果実はすぐに処理しましょう。

2 ペットのエサを放置しない。

3 生ごみを見えたり、臭いがする状態で放置しない。

4 家屋に浸入されないよう、侵入口になるすき間や穴(壁、床下、軒下など)をふさぎましょう。

5 屋根に上れるような樹木の枝はせん定しましょう。

タヌキについて

 タヌキは日本古来からの在来種です。むやみに駆除はできません。

 もし、庭などでタヌキを見つけた場合は、追い払うか自然に出ていくのを出ていくのを待ってください。

 家に住み着いてしまうことはあまりありません。

 近年、疥癬(かいせん)といわれる皮膚病に感染しているタヌキが増えています。この病気は犬や人間にも伝染してしまうため、近づかずに様子を見るか、追い払ってください。

アライグマ・ハクビシン防除事業の流れ

 

市では、アライグマ・ハクビシン防除事業を市民の方と連携して実施しています。流れは以下のとおりです。

1 アライグマ・ハクビシンによる被害があると思われる場合は、市に連絡、相談をしてください。

2 市が委託する事業者が事前調査を行い、生息が確認できた場合、事業者が捕獲器を設置(2週間)します。(委託業者に依頼者の住所、氏名等を通知します。)

3 捕獲器設置後は、動物がかかっているか確認のため、依頼者が毎日の見回りとエサの管理をしてください。

4 アライグマ・ハクビシンが捕獲されたときは、市に連絡をしてください。アライグマ・ハクビシン以外の動物の際も連絡してください。

アライグマ・ハクビシン駆除依頼につきましては、以下の条件がありますので、ご確認をお願いします。

 

防除実施における条件等

1 捕獲器の設置及び捕獲した対象種の回収時に立ち会いが必要です。

2 捕獲器に付ける餌を用意し、設置してください。

3 週1回程度、捕獲器に付けられた餌を付け替えてください。

4 設置した捕獲器を移動させないでください。

5 防除事業の実施について近隣へ周知するとともに、捕獲器の設置による事故防止のため、市が委託する事業者が配付する注意喚起のチラシを第三者から見やすい場所に掲示してください。

6 毎日、捕獲器を見回り、捕獲の有無、餌の状況を確認するとともに、捕獲器の管理をしてください。

7 対象種以外の動物が捕獲された場合、速やかに市に連絡してください。

8 対象種以外の動物が捕獲された場合、捕獲された場所近辺の適切な場所で開放することに同意が必要です。

9 設置した捕獲器に不具合が生じた場合は、速やかに委託業者に連絡してください。

10 生活環境被害(対象種による建造物等への侵入など)を受けている場合は、 、次に掲げる対応及び再発防止のための対策をしてください。

 ア 対象種の侵入口を塞ぐ工事の施行等、建造物への浸入を防ぐ対応をしてください。

 イ ふん尿の撤去及び清掃をしてください。

アライグマ・ハクビシン防除依頼書

東京都のアライグマ・ハクビシン対策

このページに関するお問い合わせ

建設環境部 環境対策課 環境対策係
電話番号:042-328-2191 ファクス番号:042-326-4410
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。