生物多様性:国分寺市動植物調査報告

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ページ番号 1031085  更新日  令和6年10月31日

生物多様性とは

地球上の生きものは、40億年という長い歴史の中で、さまざまな環境に適応して進化してきました。今、地球上には3,000万種類もの生きものがいるといわれています。これらの生きものたちは、森や川、草原、湿地、海など色々な場所で、お互いにバランスを保って生きています。たくさんの種類の生きもの全てが、複雑にかかわりあって存在していることを生物多様性と呼んでいます。私たち人間もその生きものの一つです。

 

生物多様性
(引用:『環境省生物多様性ウェブサイト』https://www.biodic.go.jp/biodiversity/about/sokyu/index.html)
生物多様性
(引用:『環境省生物多様性ウェブサイト』https://www.biodic.go.jp/biodiversity/about/sokyu/index.html)

令和5年度に実施した動植物調査の結果をお知らせします

平成27年度以降、2回目の動植物調査を実施しました。調査結果については、令和6年3月策定予定の第三次環境基本計画に包含する生物多様性地域戦略の基礎情報として、活用します。

なお、調査は、平成27年度と同様に、文献調査、専門家ヒアリング、専門員による植物、鳥類、哺乳類・は虫類・両性類、昆虫類、水生生物などの調査、環境団体等による拠点調査(観察会)を行いました。

調査結果を以下のとおり報告書にまとめました。

(お詫び)一部誤りがあったため、訂正し、修正履歴を掲載します。ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。(令和6年10月1日付訂正)

「令和5年度国分寺市動植物調査報告書」

「令和5年度国分寺市動植物調査報告書」

「令和5年度国分寺市動植物調査報告書(概要版)」

「令和5年度国分寺市動植物調査報告書(確認種一覧)」

「令和5年度国分寺市動植物調査報告書(修正履歴)」

令和5年度動植物調査の写真

令和5年度動植物調査報告会を開催しました。

令和5年度動植物調査報告会の写真
 令和5年度動植物調査報告会

令和5年度に実施しました動植物調査の報告会を下記のとおり開催しました。

午前の部と午後の部の計2回同じ内容で、専門員による市内7箇所の公園または緑地で確認しました植物、鳥類、昆虫類などの生息または生育状況の結果概要を説明しました。

報告会概要

項目

内容

日付

令和6年3月24日(日曜日)

時間

午前の部 午前10時から正午まで

午後の部 午後2時から午後4時まで

会場

市役所プレハブ会議室第1

参加者数

午前の部 5人

午後の部 13人

動植物調査観察会(春期・秋期)を実施しました

本調査の一環として、環境活動団体の方などが自主的に動植物調査を行う契機になるよう専門員を講師に招き、観察会形式の講習会を、春期と秋期に開催しました。

 

【春期】鳥類、昆虫類調査:5月25日(木曜日)西恋ヶ窪緑地、5月27日(土曜日)姿見の池緑地(参加者 合計16人)

鳥類調査

双眼鏡の使い方や記録の付け方、鳴き声の違いなど、実際の鳥の声を聞きながら指導を受けました。じっとせず、飛んでしまうため、姿を捉えることに苦労しましたが、キジバトやシジュウカラ、ムクドリのほか、カワセミやコゲラなど、色々な種類を見つけることができました。

昆虫類調査

捕虫網の扱い方の指導のほか、虫が隠れていそうなポイントを観察したりしながら、観察を進めました。ナミテントウやモンシロチョウ、シオカラトンボ、オトシブミの一種などを見つけることができました。生きている姿だけでなく、地面に落ちているチョウやガの羽も生息の重要な手がかりになるため、採取と記録を行いました。姿見の池の付近では、桑の木にハラグロオオテントウとみられるサナギを見つけ、近年北上傾向にある種類であると専門員の話を聞きました。

<参加者の声(一部を紹介)>

・知らない種類を知ることができて良かった。

・講義を受けながら実物を見つけることができて楽しかった。

・初心者として調査というものを理解できた。

・専門員と歩くことで、分かりやすく、勉強になった。

春期動植物調査観察会風景写真
春期動植物調査観察会風景

【秋期】植物、昆虫類調査:10月23日(月曜日)西恋ヶ窪緑地、10月29日(日曜日)姿見の池緑地(参加者 合計26人)

植物調査

名前の分からなかった植物の名前を専門員に質問したり、植物の種子の飛ばし方の違いを興味深く聞いたりして、グループごとにイロハモミジやケヤキなどの葉を探して、見つけた種の数を競う葉っぱビンゴでは大人も子どもも夢中になって葉っぱを探していました。

昆虫類調査

アキアカネ(とんぼ)やキタキチョウなど、天候に恵まれ様々な種類の昆虫を見つけることができました。希少なトタテグモの一種も見ることができ、充実した内容の観察ができました。

<参加者の声(一部を紹介)>

・身の回りの植物の生態がわかって楽しかった。

・クイズ形式が良かった。具体的な実物が多く楽しかった。

・実際に観察をしながら説明を受けられてとても良かった。

・日頃の観察と違う見方ができて良かった。

秋期動植物観察会写真
秋期動植物観察会風景

平成27年度に実施した動植物調査の結果をお知らせします

「市の鳥」であるカワセミ

市では、動植物の生育・生息状況を把握し、希少種や外来種対策の基礎データの整備、生きものと環境への関心を高める取組として、平成27 年度に動植物調査を実施しました。
調査は、専門員による植物、鳥類、哺乳類・は虫類・両生類、昆虫類、水生生物などの調査、環境団体参加による拠点調査(観察会)、市民アンケート調査「身近な生きものさがし」(目撃情報の収集)を行いました。
これらの調査を、「平成27年度国分寺市動植物調査報告書」としてまとめました。 また、市民の皆さんからの目撃情報の結果は、「はじめてみよう 身近な自然観察」として、マップ化しました。 自然観察の際に、ご利用ください。

 私たちのまわりには、多くの生きものたちが暮らしています。近くの公園、林、水辺など身近な場所で「見上げてみる」「のぞいてみる」「立ち止まってみる」「みみをすましてみる」など、さまざまな方法で自然観察をしてみましょう。

「平成27年度国分寺市動植物調査報告書」

「平成27年度国分寺市動植物調査報告書」

 

「平成27年度国分寺市動植物調査報告書概要版」

(注釈) 概要版に一部誤りがあるため、正誤表を掲載しています。併せて、ご確認ください。

「平成27年度動植物調査 確認種一覧」

「マップ「はじめてみよう 身近な自然観察」」

ニリンソウ、オシドリ、ショウリョウバッタモドキの写真

【国・東京都の生物多様性関連サイト(外部サイト)】

【国分寺市内関連ページ】

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まちづくり部 まちづくり計画課 計画担当
電話番号:042-314-9005 ファクス番号:042-323-9060
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