固定資産税 よくある質問
質問建物は年々古くなっていくのに評価額が下がらないのはなぜですか。
回答
理由は3つあります。
(1)評価額は3年に1度の基準年度(令和3年、令和6年、令和9年…が基準年度になっています)に見直しを行うため、その翌年と翌々年の評価額は変わりません。
(2)基準年度ごとの評価の見直しでは、家屋の経過年数に応じた経年減点補正率を再建築価格に乗じます。経年減点補正率は20%が下限となっているため、20%に到達すると、それ以降は20%が適用されます。
(3)基準年度ごとの見直しの際には、建築年数の経過のほかに、建築物価の動向も考慮されます。経年減点補正率よりも建築物価の上昇幅が大きかった場合、見直し前の価額よりも見直し後の価額のほうが高くなりますが、その場合は前年度の価額に据え置かれます。
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