旧本多家住宅長屋門・倉【市重要有形文化財】
旧本多家住宅長屋門は、代々国分寺村の名主であった本多家の屋敷の入口に、表門と先代当主の隠居所を兼ねて、江戸時代末期に建築されました。同家には、弘化5年(1848)3月の「表御門御長屋門仕様御注文」が残り、建物を建てようとした当時の細かい仕様が窺えます。
幕末から明治時代には、分家の本多雖軒が村医を開業して、教育や書画などを多方面に活動する拠点として利用し、さらに大正時代以降には、建物を利用して養蚕を行っていたことも判明しました。
建築後、170年近くの歳月がたち、建物の劣化が著しくなったため、市では平成27~29年に保存修理工事を行い、1階西側の土間を管理室、2階を展示室として活用しています。
一方、屋敷地の西側にある倉は、桁行4.5m・梁間3.6mの木造2階建、切妻造鉄板葺の置屋根で、東面に出入口を有します。棟木には「維持宝永5年(1708)創建 明治33年(1900)12月 三世本多良助全部新造(略)」の墨書があり、外壁は昭和の改修で、目地を切るモルタル洗出しとするなど、時代の流行を反映した建築物です。
- 所在地
〒185-0023 国分寺市西元町1-13-10
- 開館時間
午前9時から午後5時まで(入館は4時45分まで)
- 休館日
月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)
(注釈)令和5年10月10日(火曜日)は開館、11日(水曜日)閉館とします。
年末年始(12月29日から1月3日まで)
展示替えのため、臨時休館することがあります。- 駐車場
なし
- 交通アクセス
〈電車〉
JR西国分寺駅下車 徒歩約15分 、 JR国分寺駅下車 徒歩約20分
〈バス〉
国分寺市循環バス「ぶんバス」日吉町ルート「泉町一丁目」下車 徒歩約8分
「ぶんバス」万葉・けやきルート「史跡武蔵国分寺跡」下車 徒歩約8分
国分寺駅南口より「京王バス」系統番号<寺83>、<寺85> 乗車「泉町一丁目」下車 徒歩約8分- 利用方法
おたかの道湧水園の中にあります。
資料館への入館にはおたかの道湧水園への入園料が必要となります。
おたかの道湧水園(入園券は史跡の駅で販売)入園料
一般 100円(年間パスポート1,000円)
中学生以下 無料
(注釈)入園料の減免規則があります。(1)(3)では来館5日前までに減免申請書を提出してください。
(1)学校の教育活動で生徒(中学生を除く)、学生および引率の教職員が入園するとき(事前に減免申請書の提出が必要です)
(2)障害者およびその介護者が入園するとき(発券窓口の史跡の駅で障害者手帳等の提示が必要です)
(3)そのほか教育長が特別の理由があると認めるとき(事前に減免申請書の提出が必要です)- メールアドレス
-
museum@city.kokubunji.tokyo.jp
- おたかの道湧水園の入園料減免申請書
-
申請書はおたかの道湧水園のページからダウンロードできます
- 障害者手帳等について
長屋門内部
倉
地図
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このページに関するお問い合わせ
教育部 ふるさと文化財課 文化財保護係
電話番号:042-300-0073 ファクス番号:042-300-0091
〒185-0023 国分寺市西元町1-13-10
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。