平成25年7月　就任にあたって

ページ番号　1006639　 更新日　 平成27年2月6日

この度の市長選挙において選出され、7月13日から国分寺市政を担うこととなりました井澤邦夫でございます。
  あらためて12万人市民のみなさまの命と生活・財産を守る責任の重さを痛感しております。
私は、市民憲章にある“緑あふれる武蔵野の、天平の史跡国分寺”を大切にしつつ、“みんなが助け合い・支え合う活気ある温かい国分寺”を市民のみなさんと一緒に創っていきたいと考えています。
当市は昭和39年(1964年)に市制が施行され、来年50周年を迎えます。
また本年は、国体のスポーツ祭東京2013が開催され、当市でも9月に男子バレー競技が行なわれます。こうしたイベントを通じて、将来に向けて明るく夢の持てる国分寺市にすべく世代を超えた市民の方々と共に、ここからスタートしたいと思います。
さて、ご承知の通り、現在国分寺市政は長年かかって解決が図られていない多くの重要課題を抱えており、いまその結果を出すことが求められています。
国分寺駅北口再開発の着工、ごみ焼却施設の共同処理実現、市役所庁舎の建設、市内事業者の育成と商業振興、都市農業の活性化、幹線・生活道路整備と老朽化したインフラ整備など、さまざまな課題が山積しております。
一方それを支えるべき市の財政状況は、年々厳しさを増してきています。
当市の財政構造は、収入である税収の大半が個人の市民税・固定資産税などであり、法人税が少なく比較的景気に左右されず安定しているという特徴があります。しかし支出は、少子高齢化が進む中で福祉にかかるお金である民生費や教育費などが年々増大し、借金返済などのどうしても支出しなければならない経費も依然として多くあります。したがって予算の自由度が低く、ここ数年経常収支比率が100％前後で硬直化してきています。こうした状況下ではありますが、収入増加策や経常費抑制を進め財政健全化をはかっていかなければなりません。それには市民の皆様のご理解が不可欠であり、より一層の情報共有化をすすめてまいります。
私は「国分寺市政を前進させる」ことを皆様にお約束してまいりました。
そのご期待に沿えるよう今後全力を傾注してまいる所存ですので、市民の皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。