令和2年1月　年頭にあたって

令和2年1月　年頭にあたって

明けましておめでとうございます。謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年は、市制施行55周年を迎え、長年の課題となっていた新庁舎建設候補地として「泉町都有地」とする所信表明を行いました。

新庁舎を建設する理由は、市民サービス向上の視点から、ワンストップサービスなど効率的効果的な行政運営を実現すること、また、市民の生命・財産を守るための堅固な拠点を置き、大規模災害の発生時に災害対策本部として十分な機能を備え、市民の安全・安心の礎とすることが必要だと考えたからです。

泉町都有地は、災害対応の関連機関である国分寺消防署、国分寺市医師会の災害対策本部が置かれるいずみプラザ、さらに、避難場所・活動場所として想定される都立武蔵国分寺公園や史跡指定地が隣接していることから、災害時の効果的な対応を可能にする条件を備えた場所です。計画としては5年後を目途に新庁舎を竣工させたいと考えています。

さて、いよいよ今夏に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。本市では、ベトナム国のホストタウンとして、8月にパラ水泳選手団の直前合宿を受け入れ、選手が最大限力を発揮できるよう、練習環境の整備など、万全の態勢で臨んで参ります。パラリンピックを契機とし、共生社会の実現に向けて、障害者や高齢者に優しいバリアフリーのまちを目指して参りますので、よろしくお願い申し上げます。